Good Luck !

元々は路上からスターを生み出したい、というところから始まりました。
ミュージシャンは路上からオリコン１位に登り詰める人がいます。
でも、絵や書を書く路上アーティストからはそういう話を聴いたことがありません。

なぜでしょうか？

それには２つの理由があるのではないと考えました。
１つ目の理由は言語性です。

今の世の中は９割以上、言語脳と言われる左脳を使う生活をしています。
芸術的な能力を司る右脳はほとんど使われていません。

音楽には詩があり、直接言葉として伝えることができます。
そのため、今の世の中では非常に理解しやすいものと言えます。

一方絵画のようなアートはどうでしょうか。
美術館に行くというようなことは、多くの人にとって意外と敷居が高いのではないでしょうか。

もう１つの理由は移動性です。
音楽は古くはカセット、CD、そして今はMP３のように持ち歩くのが当たり前です。
友達に聴かせることも簡単だし、インターネットでも容易に手に入ります。
このようにどんどん伝わっていきます。

一方、アートの場合は中々そうはいきません。
例えば、色紙とか掛け軸を貰った場合には、普通は家に飾って持ち歩くことはしません。
それが他人の目に触れるのは、家に遊びに来たときくらいです。

勿論このことは一部のことであり、全てのことには当てはまりません。
それでも、この２点は大きな原因ではないでしょうか。

コミュニケーションツールならそれを解決できる、そう考えています。

いつも持ち歩く。
他人に見せる。
それを話す。

サイズが大きなものではないので、海外にも持って行きやすいものだと思います。

熱い気持ちを持ったアーティストの方とお仕事ができたら最高です。